TDMのみなさん
「ひまなか」こと、中野です。
土日をかけて、大洗・仙台・三陸筋の津波被災地を駆け足で見てきました。
自然環境復元協会の調査として実施しました。
現地の状況確認と、ボランティアの可能性についての下調べです。
被災状況は、聞きしに勝るものがありました。
また、海岸から数kmの津波被災地と、被災を免れた内陸部の対比は、まさに、天国と地獄でした。
ちょうど4/24日が49日、死者の冥福を祈りつつ、調査を行いました。
しかし、被災状況の強烈さに当たったのか、疲れなのか、本日は頭痛に見舞われ苦しみました。
大洗は、三陸に比較すると少なく、海岸林は無事でした。
避難・誘導も適切で、人災は発生しておりません。
後片付けが済み、港のみ震災被害の痕が残されておりました。
人工的に造ったビーチの砂浜は、押し流され浸食されて海岸線が大きく後退しておりました。
仙台、三陸筋の津波被災地の被害は甚大です。
また、海岸林の被害は甚大で、壊滅状態です。
仙台の貞山堀、大船渡の希望のマツなどを見てきました。
貞山堀は海岸が大幅に浸食され、マツが折れ、傷つき、悲惨な状態でした。
堀が海につながり、満潮時の海水が流れ込み、不気味に感じました。
希望のマツは時間切れで、根本まで言ってみることはできませんでしたが、幹の高い位置に傷が付いていることがわかります。
希望のマツを残し、海岸林のすべてが失われておりました。
立派な海岸林が、一瞬のうちに失われました。
若齢海岸林は、ヤナギに風と受け流してしまう様ですが、立派な海岸林は枝葉が高い位置にあり、ひょろ長い状態となっていますから、津波の力が加わったとき、支点が根本付近に発生し破断してしまった、というように感じました。
破断した流木が津波により流され、家屋などに突き当たり、被害を大きくしているようにも感じました。
山地災害の土石流が、近頃は土木流、立木混じりの高速泥流により、被害を激甚化していることと同じと感じました。
今回のような大きな津波による被害に対する海岸林は、あまり立派な木としない方が良いかもしれません。
景観的には立派な木が必要ですが、津波を受け流すには、若齢林が良いのかもしれません。
海岸林も、目的に沿った管理が必要なのかもしれません。
また、災害廃棄物の処理、すなわち、撤去・分別・廃棄・再利用が最重要課題であることも、改めて感じました。
三陸筋の場合、空地が少ないため、災害廃棄物が海岸林の部分に堆積されている場合があるようです。
廃棄物を土壌資源化し、土堤を造り、その上に海岸林を再生させる事により、一石二鳥となるものと考えておりますが、現行の廃棄物処理に関する法律を弾力的に運用することが必要です。
法律・仕様・マニュアルに沿っての運用、平時の運用を崩さないと、迅速な対応が困難と考えます。
被災地は饐えた魚の臭いが立ちこめておりましたし、粉塵・アスベストなどによる肺炎も発生している模様です。
迅速な対応が望まれます。
大洗津波被害
https://picasaweb.google.com/lh/sredir?uname=113489745093463329374&target=ALBUM&id=5599478644422857153&authkey=Gv1sRgCIKEy87N0cvFXg&feat=email
仙台津波被害
https://picasaweb.google.com/lh/sredir?uname=113489745093463329374&target=ALBUM&id=5599480384798375361&authkey=Gv1sRgCLrr_MSujIPlvAE&feat=email
釜石-陸前高田津波被害
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以上
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