「ひまなか(中野裕司)」の感じ、考えたこと・・・・・・・・・。                                  ML・FBなどの投稿を掲載します。

「法面」カテゴリーのアーカイブ

アセビ、イタドリ

-イギリスでは、イタドリは侵略的外来生物として嫌われていると聞きます。
気候がうまく合致したのでしょう。また、新参者は生態系に組込まれるほど時間が経過していないため、病害虫が存在せず、我が物顔で猛威を振るっているようです。

-意図してなのか、意図せずなのかは不明ですが、天敵のいない世界に人が持ちこんだものですから、人が天敵とならなければなりません。
幸い、イタドリは食べられるし、薬効も期待できます。その利活用を広めると良いでしょう。
さすれば、時間の経過と共にイギリスの生態系の中での居場所が定まることでしょう。

侵略的外来種とハーブ、どちらの扱いの方が好みですか?
好みの問題ですね。

-生物純血主義と私は揶揄しておりますが、連合(煉獄)国=国連の始めた生物多様性の取組は、外来種を悪者呼ばわりし、恐怖感を煽り、短期間で始末しよう、力尽くで駆逐しようという姿勢が困りものです。
在来種を守るために、侵略的外来種を根絶やしにしてしまうのです。
増えてしまってからは徒労に終わるのは目に見えていますが、二酸化炭素と同じ取組を政治的に強制しています。

-外来の野生の生物の場合は、侵略的外来種というレッテル張りをするのですが、人間に対しては移民を用いての侵略的な行為を推し進めているのが連合国(国連)と、その関係機関です。
身一つ、同じ一つの組織なのに、右手と左手は平気で異なったことをするという異常な組織。
そこから見えてくるのは、銭金・利のため。

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イタドリの薬効についてイタドリ(虎杖)は、「痛みを取る」という名前の由来通り、高い鎮痛作用、抗炎症作用、利尿作用を持つ多年草です。
特に根は生薬「虎杖根(こじょうこん)」として、関節痛、リウマチ、膀胱炎、便秘、月経不順の改善に利用されます。また、若葉には止血効果があり、皮には抗酸化作用が高い成分が含まれています。 現代農業

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イタドリは、全国で山菜として食していますが、高知県では定番惣菜となっていますね。
しかし、シュウ酸が多いため尿道結石となるとの指摘もありますね。

身体を動かし、汗を出し、キチッと排泄がなされていれば大丈夫、問題はないでしょう。
排泄系に過負荷をかけないように、良き水をとりつつですね。
排泄不良、水をとらないなどで、循環が滞ると、循環に関わる病気のある場合は、ご指摘の結石となるおそれが高くなります。
ただし、お菓子代わりにイタドリに砂糖をつけて食べるという組合せは、結石を造りやすくしているかもしれませんが、程度問題でしょう。

-北海道などのイタドリは、オオイタドリでイタドリよりも大型ですね。

・・・

シカは食べ物がなくなってしまうと、毒のある植物、棘のある植物まで食べ始めます。

三重の藤原岳の山頂付近はニホンジカが増え鹿牧場のようになっています。
そこでは、アセビなどの若芽を食べてしまうので、丸刈り状態になっていますね。
ガスの中に、入道のような樹形が出てきて、遠目では何の木かわかりませんでした。

-日本全国の山は、シカの食害によって下草が失われ、大変な状態になっています。
環境省は、生物多様性保全などと外来種を悪者として駆逐するための予算を沢山使っています。
その予算を本気でシカを駆除するために使った方がよいですね。
もう大変なことになっていますから、早期にシカを駆除しなければならないのですが、いろいろ法律は作っても現場の実態にそぐわないので、逆に足かせとな進みませんね。

-見せるための取組。部分最適、対症療法の積み重ね、先送りで、すべてが狂ってしまいました。

いつもの悪い癖、荻原さんのスレッドに書込。
書込責任と記録としてシェア、コピペ。コメントも。

https://www.facebook.com/chigusa.hagiwara.7/posts/pfbid06sHVcfAdUgyx86WJY3rbbMsNB6Nz4d3wg9hLhNAShcRqrc7vxLJEDNx1K3vwazdSl

グラベル緑花工法 R080412 

「神戸オープンガーデン」が始まっているようです。
私の発明の「グラベル緑化工法」を神戸・関西という土地柄に合わせて改良し実施してくれました。
4シーズン目かな。

場所は、場所は東灘区本山中町2丁目9。
公道に面したガーデンです。
今日(4月11日)と明日、そして来月23日、24日を、わが社は公式公開日としています。
お近くの方はお立ち寄りください。
https://www.facebook.com/100050929430326/videos/pcb.1518958013145165/2503131943485511

高温多雨な我が国では、ワイルドフラワーと称される強健な草花類でも、大型になる我が国に自生する雑草や侵入植物と称される雑草の方が生長が速いので、短期間で被圧され花が隠されてしまいます。
このため、我が国で満艦飾のお花畑を維持するためには除草を欠くことができません。

グラベル緑花工法は、除草など行わなくても草花群落が維持できるようにずいぶん前に開発したものです。
砂漠に雨が降ると、満艦飾のお花畑が出現することがあります。
数10年に一度と言われています。
そのような景観を、高温多雨な我が国の環境に置いて造り出したいと考案したのです。
既に特許が切れているのでオープンとしています。

しかし、先の投稿に示した様に、割れ目に生育する草花を「ど根性」と擬人化しているように、土壌がなければ植物は生育できないという神話、ステレオタイプによりなかなか取りかかってくる人はいません。
葉山フレディさんは頭が柔らかく、挑戦してくれました。

養水分を好む雑草の侵入、定着を防ぐために小粒の砕石(グラベル)を用い、砂漠にも似た環境を造ることで実現しました。
雨が降っても直ぐに排水されるため、小砕石の表面は乾燥し雑草を寄せ付けません。
そして、表層グラベルはマルチとして作用し、グラベル層の内部は結露水の蒸発を防ぎます。
このような構造のため、省管理で草花群落の持続が可能となります。

我が国の海岸砂丘に生育する植物も同様であり、表面は乾砂層に覆われているため植物は生育しにくいのですが、乾砂層の下は湿潤であり、湿潤な層に根系を伸長させて生育しているのです。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=pfbid02dopfDVsdpPJdGsjDBASaPmuxA3SSBPRkYNVoBkAqFBnAuVRrSjHeCYDw6GsMYDHwl&id=100050929430326-




十数年に一度の奇跡?砂漠に咲く花畑
https://ecotopia.earth/article-1938/

市場単価・物価版掲載の緑化植物について 矛盾-1

市場単価・物価版に掲載さている緑化植物と、現在設計・発注され使用が求められている生物多様性保全、周辺の自然環境に配慮した緑化植物との間に矛盾が発生している。

この矛盾を解消すべく、日本緑化工学会から修正をもとめる意見書が、市場単価調査の担当とされる九州地方整備局に提出された。
「市場単価の植生工で設定している使用植物に関する問題点と修正に関する意見書」

市場単価及びその基礎となる物価版に掲載される緑化植物に関しては、様々な問題を輻輳しているため、意見書の内容は難解である。

このため、法面緑化を行う場合、現場として理解しておかなければならない矛盾部分について、要約して示す事とした。

矛盾1.在来種(郷土種)という記載

物価版などに掲載されている緑化植物は、「在来種(郷土種)」と記載されている。
草本類のヨモギ、ススキ、イタドリ、メドハギ、及び、木本類のヤマハギ、コマツナギである。

しかし、そのすべてが外国(主として中国)の自生地で採取されたものであることは公知の事実となっている。特に、コマツナギは、性状が我が国在来のコマツナギとは大きく異なるものであることは多方面から指摘されている。
環境省・国土交通省・農林水産省・林野庁(以下4省庁)による「緑化植物取扱方針検討調査」においては、このような実態を踏まえ、「(外国産)在来種」と記載している。

このような実態が指摘されながら、積算の基礎価格となる物価版などの記載の変更がなされていないことは問題である。

問題とは、次の二つを挙げることができる。

① 周辺自然環境に配慮するとし、外国産在来種を使い続ける根拠とされている。

緑化植物に関し知識のない設計者は、物価版などに記載される在来種(郷土種)という記載を鵜呑みにし、あるいは、よりどころとし、周辺の自然植生に配慮し自然に優しい緑化を行うとして、物価版記載の在来種(郷土種)を用いる事例が増加している。
外来牧草の使用が制限された場合、代替として物価版に記載している在来植物(郷土種)を使えば良いだろうという判断である。

我が国在来の植物であるかのような記載のため、発生する問題である。
これにより、自然度の高い地域に、(外国産)在来種が用いられることとなり、自然に優しい緑化、生物多様性保全などを謳いつつ、外国産の遺伝子を持った植物を導入するという愚行をおかす原因となっている。

生物多様性保全に対する配慮は多岐にわたるが、法面緑化を行うに際しては(1) 侵略的な外来生物を用いない、(2) 同地域に分布する植物の同種・近縁種を用いることにより、地域固有種の遺伝子レベルの汚染、すなわち、交雑を防ぐ、の二点が重要である。

外来生物というと、(1)の部分に目くじらをたて、これまで50年あまりの使用実績をもつ牧草類を、外来というだけで、外来牧草を悪者扱いする傾向が強い。

しかしながら、これら外来牧草は日当たりの良好な裸地状の箇所でしか生存ができず、自然度の高いうっ閉度された原野や樹林地には侵入・定着できず、外来牧草を用い法面を緑化したとしても20~30年の後には法面上に樹林が形成され、周辺自然に同化するものであり、自然回復のスターターとしての役割を果たしてきた。
この点では、牧草は外来ではあるが実質的な問題の発生は少ないものと言うことができる。

これに対し、(外国産)在来種は、我が国に同種の植物が自生するものであり、交雑による遺伝子の汚染が発生するものである。また、一端発生した遺伝形質の変化は、回復不能なものとなる。
目に見えない形で、生物多様性が浸食されてゆくものであり、問題の発生は潜伏し、より深刻といえる。

外来牧草は、逸出が発見されたならば判別は容易でありね駆除可能である。
これに対し、交雑・遺伝子レベルの汚染は取り返しのつかないものとなる恐れがある。

しかしながら、外来牧草の使用を咎める声は大きいが、(外国産)在来種を用いる事を咎める声が上がらないことは、不思議である。
このためか、物価版などでは、「在来種(郷土種)」という記載を改める必要性を認めてこなかったものと考えられる。

② 設計で周辺自然に配慮した緑化を謳っても、積算は市場単価のため、設計に即した施工をなすことができない。

物価版記載緑化植物は、市場単価の基礎となるものである。
すなわち、積算の根拠として重要な位置を占めるものである。
現在、法面緑化工はすべて市場単価により積算され発注されている。
市場単価に用いられる緑化植物は、法面の浸食防止を行う事を目的としたものが主であり、急速にの法面を緑化・被覆するために用いる事が前提となっているものである。

一方では、生物多様性国家戦略が策定され、生物多様性保全が行政の内部目的化され、外来生物法など、生物多様性保全を図るための施策が進められている。

このような動きを受け、国土交通省では、平成21年6月に発行した「道路土工-切土工・斜面安定工指針」では、植生工の部分について、生物多様性保全に配慮した改定がなされた。この改訂にあたっては、筆者も意見書を提出した。

林野庁では平成17年~19年「特定外来生物による被害の防止などに配慮した緑化植物取扱方方針検討調査」、平成20年~平成21年「荒廃地緑化手法検討調査」を実施し、筆者も委員として参加し意見を述べた。これらの成果を総合し、平成23年1月に「林野公共事業における生物多様性保全に配慮した緑化工の手引き」、手引きの別冊として、「同手引きに沿って実行する工事の施工、保育・管理ガイドブック」が作成された。

以上に示したように、仕様書・設計書レベルでは生物多様性保全に配慮した方向へと進んでいる。

従って現在は、設計と積算が矛盾し、整合性の取れない上程のまま放置されている状態となっている。
設計は、周辺自然環境に配慮した緑化を求めるが、積算は市場単価によるため、外来牧草・(外国産)在来種を用いる基礎価格となっている。

設計と積算の間の矛盾・齟齬については、受注した業者が良きに計らえというものである。
従って、①に示した、周辺自然に配慮した緑化が、物価版に記載された在来種(郷土種)を用いるということとなってしまう。

積算の基礎となる市場単価・物価版が、現状の設計仕様に追随し改訂されないために発生する矛盾であるが、生物多様性保全に与えている影響はおおきい。

現状に合わせた、早急なる改善を望むものである。

関連ブログ 「緑化工あれこれ」 もご覧ください。

その2に続く

茨城県法面技術協会「のり面工・植生緑化工技術講習会」

茨城県法面技術協会主催「のり面工・植生緑化工技術講習会」で、道路土工-切土工・
斜面安定工指針のなかの景観・環境、及び法面緑化の部分について講習を行いました。

事前申し込み者が官庁・コンサルタントが、70名強、施工業者が20名と言うことでした
が、最終的には100名を超える出席があったものと思います。
会場はびっしりとなりました。

のり面工・植生緑化工技術講習会
日時:平成24年8月24日(金) 13:30~16:40
会場:(財)茨城県建設技術管理センター
演題/講師
1.「道路土工-切土工・斜面安定工指針」の切土工、抑制工、抑止工、排水工について
上野将司 応用地質(株)技術本部技師長 博士(工学)、技術士(応用理学・建設)
2.「道路土工-切土工・斜面安定工指針」の景観・環境対策、植生緑化工について
中野裕司 エコサイクル総合研究所/中野緑化工技術研究所
非営利特定活動法人日本緑化工協会技術委員長 技術士(森林)

上野さんは、豊富な事例をもとに法面保護工・安定工の全容について講演され、
土工指針の内容に対する理解が進んだものと思います。
道路に対する土石流、表層崩壊は、周辺の地形・地質状況をキチッと見定めることに
より、防止することが可能箇所が多々あり、そのポイントなどについては大いに参考と
なったものと思われます。

私に与えられた課題は2.景観・環境対策、のり面緑化工です。
上野さんは、土工指針検討小委員会委員、および執筆者ですから解説する資格者と
言えます。私は委員ではありませんが、指針改定の際、法面緑化工の部分の添削を
依頼され、問題点の指摘を行ったという立場で、話をしました。
このため、タイトルを次のように変更をしました。

「道路土工-切土工・斜面安定工指針」景観・環境対策、のり面緑化工の補遺・解説

公の指針に対し、補遺・解説をしようというのですから、何様だ、という事になりますが、
残念ながら、法面緑化の部分は荒削りで未完成と思われるため、不足する情報を入れ
込みつつ解説を行いました。

不足する点としては、次の項目を挙げることができます。

1.地域区分(環境区分)が示されていない。
環境・景観対策の項目では、「自然環境対策の考え方の一例」として、
A.特に注意を要する自然環境地域
B.上記以外の自然環境地域
C.自然豊かな都市環境地域
と3区分され地域区分、ゾーニングの例が示されております。

このような例が掲載されていながら、のり面緑化工には地域区分に関する言及がなさ
れておらず、このため、外来牧草を用いた急速緑化を行うことができる箇所、生物多
様性に配慮しなければならない箇所などをどのように区分するのかが不明となっている。

この点については、林野庁計画課施工企画調整室が平成23年1月に配布した、
「林野公共事業における生物多様性保全に配慮した緑化工の手引き」において緑化
水準として整理がなされており、参考に供する必要がある。
この手引きでは、
緑化水準A.生物多様性保全上極めて重要な地域・超遅速緑化
緑化水準B.生物多様性保全上重要な地域・遅速緑化
緑化水準C.生物多様性保全上地域的な配慮が必要な地域・急速全面緑化
と区分している。C、B、は外来牧草を用いても良く、
Cは、従来の浸食防止を緑化目的とし、急速全面緑化を図ることが望ましい箇所であ
り、Bは、外来牧草を用いるが、播種量低減手法により、粗な植生状態を造成し、
周辺植生の侵入定着を容易にし、速やかに周辺樹林へと遷移を図るものである。
これに対しAは、導入植物の遺伝子レベルにまでの配慮、すなわち交雑させない
ため、地域性種苗を用いなければならない箇所という事になる。

このような地域区分・環境区分・緑化水準を設けることにより、その地域、現場の緑化
目的、緑化目標が定まり、導入植物の選定、緑化工法の採用が容易となるものである。

2.緑化目標が曖昧である
外来牧草を用いて急速全面緑化を行う場合は、草原型の法面植生を単期間で造成
する事がてきるが、周辺環境になじみ、樹林状の群落が形成されるまで30年以上の
年月が必要となる。
これに対し、自然回復・生物多様性保全に配慮した法面緑化を行う場合は、5~10年で
樹林状の群落を造成することとなり、その後は、自然の推移に任せることとなる。
このため、緑化目標と一口に言っても時間に大きな差が生じてしまうこととなる。
しかし、土工指針では「最終的に形成する群落型等の緑化目標」記すだけで最終の
実態が明らかにされていないため、混乱を発生させることとなる。
日本緑化工学会斜面緑化研究部会では、「自然回復緑化の考え方」において、緑化
目標は、「最終緑化目標」推移可能であり、技術的に予測し造成できる範囲の群落型を
「初期緑化目標」とすることを提案している。この場合の予測とは5~10年で樹林状の
群落の造成が可能という程度である。

このような未整理の部分などについて示しつつ、解説を行った。