TDMのみなさん
「ひまなか」こと、中野です。
本年も、TDMよろしくお願いいたします。
ことしは切りが良く、No8901、鶴田さんのメールでスタートです。
昨年8No8195から始まり、706の投稿、1日あたり2通の投稿という事になりました。
参加者は、518名から586人に、68名の新たな参加者が増えました。
みなさまのおかげで、いろいろな情報交換・交流ができました。
ありがとうございました。
昨年同様、情報発信・情報交換の輪を広げてゆくことにご協力ください。
平成24年 2012年 1月1日 壬辰・重光執除(みずのえたつ) 元旦
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昨年は、地震・津波、台風・集中豪雨+福島原発。
大変な一年、あっという間に過ぎてしまいました。
今年は、どのような年となるのでしようか?
より良き、一年となるよう年頭に当たり祈念いたします。
生態的な世界では、攪乱により、安定し平衡状態にある生態系が破壊され、新たな平衡をもとめて多様な生物社会が生まれるとされております。
ビオトープも、安定してしまうと種の多様性が失われ、おもしろみのないものとなってしまいます。
このため、定期的な攪乱が必要とされます。
里山はその典型といえ、持続的に適度の攪乱が行わなければ保たれません。
攪乱を行わないとブッシュになり、やがては、暗い原生の自然へと復してしまいます。
攪乱・破壊とその変化に対する適応こそが、活力ある世界を築くもととなると言われています。
昨年、遠野で行われた海岸再生に関するプレフォーラムで、
今被災され大変だが、この破壊・攪乱が豊穣を約束する。
津波被災を機会に新たな視点での復興と、合わせて自然の海岸を復活させようという呼びかけを行いました。
そのためには、行政など他を頼りにするのではなく、現地の方々がまず自らの足で立ち上り、提案・行動して行くことが必要と話しました。
この話を聞き、懇親会の席で、メインスピーカーの「森は海の恋人」の畠山重篤さんが、大きな声では言えないが、津波の後は牡蠣の取れが良くなると親父から聞いたことがある、攪乱の後の豊穣、そうかもしれないなー、と話してくれました。
破壊・攪乱を契機として、皆が自分の足で立ち上がり、新たな豊穣へ向けて動き出したいものです。
行政に頼り切ったのでは、上手く行かないことがわかりました。
中央政府は、不効率・高コストを先導し、不幸をネタに、税金値上げを画策する人たちであることが判明しました。
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自然の中での生活は、万物の生成化育・循環の中に包み込まれています。
破壊・攪乱もその循環のなかの一コマに過ぎません。
そのような自然の循環を観察した結果、暦が生まれました。
自然の観察から、1年を記録するのみならず、さらに大きな循環のサイクルを見いだしました。
古代中国では、十干十二支の60年の巡りや八卦・64卦の易、古代バビロニアではアストロジー(占星術・学)なりました。
木星の周期は12年ですから、十二支と対応しているのかもしれません。
さて、毎年恒例の年頭の与太話です。
干支(えと(兄弟)・十干十二支)から、今年の雰囲気をよみとると・・・・・・。
壬辰(じんしん・みずのえたつ=水の兄・辰・龍) 甲子(きのえね)から始まり29番目
60年を一年とするならば、6月末、夏至(6月21日)の時期。
・十干
壬(じん) 女性が妊娠した形。
草木が種子の内部に新しい生命を妊んだ状態。孕む、大きく成る。
任、まかせる。
任されやり通さなければならない、体内に胎児を抱え生み出すまで耐えなければならない年回り。持続・耐える。
へつらう、おもねる、ねじられるの意もあり。
・五行 水の兄(みずのえ)辰 水の気の兄=陽 進む・広がる・現る・・・・・。
水=陰の陽、流れに潜んでいた物が震い立ち現れる象?潜竜が飛び立つ。
・十二支
辰(しん) 大きな蛤・ハマグリ(辰の下に虫という字)を手で開く形。振るうと同義。
草木が活力をふるって、是非を問わず伸びる、活動する状態を指す。
西欧:蠍座のアンターレス=中国:辰の心臓=5月を定める尺度
方角は、東南東、時刻は、五つ午前7時~9時、季節は立夏の前。
振る、震、とき、たつ、かい、のぶる。
これらを総合すると、
季節は5~6月、植物は旺盛に伸び盛り、春に咲いた花の中で種子が育ちつつある。
幼い実をおし開き、揺すぶり起こそうとする力もあり、無理に揺さぶり振るうならば、損なわれてしまう。
前年の辛卯に発生した諸問題が、大きく膨らみ育ち、紛糾してくる。
昨年に引き続き、辛抱強く、慎重に進む時。
とでもなる年回りと言えるでしょう?
十干と十二支を組み合わせると60年周期となりますが、60年を一区切りとして過去へさかのぼると、
昭和27(1952)年
第一次日韓会談。GHQ廃止。
李承晩ライン設置
対日平和条約。日米安保条約。
琉球政府発足。
日本IMF加盟
米・最初の水爆実験
皇居前でデモ隊と警察隊衝突、血のメーデー。
その他、流血事件多発。
改進党結成。自民党内紛、石橋湛山、河野一郎除名。
第2回総選挙。
皇太子明仁親王、立太子礼。
日航機『もく星号』大島三原山に墜落。
十勝沖地震、死者・行方不明33名、流出家屋8973棟。
鳥取大火。
マザーテレサ・死を待つ人々の家、開設。
NHKラジオドラマ「君の名は」放送開始 。
リンゴ追分/美空ひばり。
明治25(1892)年
選挙干渉が問題化、内務大臣品川弥二郎引責引退、辞職。
東洋自由党結成。
大本教、立教
東京日日新聞発刊(初めての日刊紙)
神田大火、4000戸消失
日本初の水力発電開始(京都)
震災予防調査会設立
曹洞宗が越前永平寺派と能登総持寺派に分裂
天保(1832)年
琉球にイギリス船漂着
諸藩の財政逼迫
ネズミ小僧処刑
ギリシャ、オスマントルコより独立
安永元(1772)年
田沼意次が老中となる。
密貿易の取締強化
いずれも、新たな動きの始まりのような年回りのような気がします。
直近の昭和27年には、日本がアメリカより独立しようとしているが、共産・社会主義的な勢力により流血騒ぎが発生。
時がいたり、実をならせ自立・独立へと向かおうとしているが、これを揺さぶるり分裂させようとする動きが現れます。
その妥協の結果の構図が55年体勢、見かけ上の独立、その実態はアメリカの植民地のままとなり、現在まで引き続いております。
植民地と思われないように仕組む植民地政策、実に巧妙です。それには、内からの迎合・ねじれがあります。
今日、60年、一巡りの後の政治体制、民主・自民の新たな対立構図はどのように集結して行くかが問題です。
55年体制は、自民と社会のなれ合い、自民と民主のなれ合いとなってしまうのでしょうか?
それにもまして、戦前・戦後を通じて温存された官僚体制を改めることができるかが問題です。
戦前の天皇陛下の官僚が、戦後は国民のためではなく、アメリカのための官僚となってしまいました。
しかも、戦後、満州国経営に携わった革新官僚の手による社会主義国家・日本国コンツェルンと言うことが日本の実態でした。
アメリカ主導の下、新たな強兵ぬきの富国政策が始まりました。それにより、豊かな国ができましたが、自立の気概は失われてしまいました。
豊になりすぎた日本は、新自由主義、グローバリズムの名の下に、刈り取られました。
働いても、その果実はアメリカに。豊かさを実感できない時代から、少数の勝ち組、多数の負け組を生む構図へと変化してしまいました。
それにより、官民癒着の弊害、というよりも官僚が頭となり引っ張る日本国コンツェルンという見かけは解体されましたが、その実態となる官僚機構は手つかずのまま。手足・下請けにされてきた土木業界がまずやり玉に挙げられ、談合を行ったとし、悪者としておとしめられ、切り捨てられ、貧乏人となる競争を強いられております。
その構図が、全産業へと広がっております。
アメリカは、グローバリズムのお仕着せの次に、PPTなどさらなる縛、首枷を課そうとしております。
このような社会情勢の中で、真の自立・独立へと向かう事ができるのでしょうか?
これまで、経済戦争、天災などに耐え忍び、伸びゆこう・芽を出そうともがいておりますが、それを妨げ、ねじ曲げ、振るわせようという力もまた強大です。
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昨年は、次のようなことを記しました。
> 過去の辛卯の年は、分裂したり、新たな動きが始まったり、噴火・地震があったり、ロシアとの問題が始まったり、いろいろな動きがありました。
今年はどうなることやら。
弥栄・平安の年であるよう祈念します。
> 干支では、3年を一区切りとして物事が進むとされています。
昨年の庚寅で、先の3年周期が終わり、庚寅の後を受け、辛卯・壬辰・癸己の次の3年周期に入って行きます。
その周期に当てはめるならば次のようになります。
庚寅(2010年)に新たなうねりが始まるが、辛卯(2011)は辛抱の意を含み、忍耐を必要とする。
しかし、辛抱が限界に達するとやがて爆発の危機をはらみ、壬辰(2012年)に爆発しようとして膨張して行き、癸己(2013年)に物事の順序を立て新たな出発の起点となる。
> ちまたでは、2012年冬至の時期に新たな時代(地球滅亡?)という2012年周期のマヤ暦のおしまいの年として騒がれています。
また、一方では、資本主義が行き詰まり、デフレからハイパーインフレに切り替わる、バーチャル経済から実体経済へと切り替わる時期とも噂されております。
2000年問題のように、笑い話になることを望みます。
⇒地震、それもすこぶる大きな地震・津波が来てしまいました。
新たな動きとして、ジャスミン革命、ギリシャに端を発するEUの問題など、分裂気味の動きがあらわれました。
確実に、強欲な資本主義的な動き、バーチャル経済のひずみがあらわになって来ました。
津波被災のため、円が必要となだろうと、外貨を売り円を買い占め、円高を引き起こす。人の不幸を食い物とする世界があらわになりました。
このような強欲な動きの実態が目にふれるようになって来ました。
壬辰は、震う、爆発の象、我慢しきれなくなった動きが、急激な展開となり社会が混乱しなければと祈ります。
破壊・攪乱は、長い目で見れば豊穣を約束する物かもしれませんが、急速な破壊・攪乱は回避したい物です。
里山のように、我が身・我が社会を振り返り、適度に、持続的に攪乱が行われ事を期待します。
虎・卯・辰と動いて来ましたが、卯は昴であり、その本姓は白虎です。トラ・トラ・タツという流れです。
虎龍の年を頂点として文明はその姿を変える、天変地変は人の争気に呼応して発す、などの伝えもあります。
風水・四神相応では、白虎は西、青龍は東、文明の流れが西から東へと移動し、東洋的価値観への変化が始まるのかもしれません。
—————————————————————- いつもの能書きです。
古代中国では、万物は一(・)より生じた陰陽(・・)より発したとされ、五行思想の十干十二支、易の六十四卦に表されるように循環し、一回りし元へ戻ると考えられておりました。中国に限らず、古代ギリシャなど太陽・星々の動きより時間を観察していた時代はすべてが循環するという世界観でした。しかし、いつの間にか、直線的・拡散的な世界観に変わってしまい、現在は効率化というスピード・加速まで求められるようになってしまいました。
あっというまに1年が過ぎてしまうこの頃です。
すべてが巡る、元の所へ戻るという世界観へ立ち戻ることができるならば、もう少しゆとりが生まれるように思います。
中国の場合、循環論が精緻にくみ上げられ、様々な循環論の中で最も我々の世界に入り込んでいるのが干支(えと)の世界です。これは、十干と十二支という二つの循環論を組み合わせたものです。
十干といっても、十干を陰陽(兄・え弟と)とし、五行(木火土金水)に還元しております。これと、十二支を掛け合わせたため、十干十二支は10×12=60年で一回りします。易は、六十四卦として表しますから、いずれも60年程度で一巡りし同じような事象が現れると感じていた模様です。120年という長年月を見通すことは困難、60年程度が妥当なところと考えたのでしよう。
人間の一生を60年とし、その程度は観察できる、経験できるということでの組み立てと考えられますが、、社会的活動ができるのが約30年と想定するならば、二世代となります。二世代を過ぎる当たりで、ご先祖様が行ってきた事柄を忘れ、同じ事を繰り返すという事かもしれません。
懲りない面々、ということなのでしょうか?
このような懲りない面々に対し、気をつけろよと言うサインを送っているものとも思われます。
もともとは、十干、十二支は別の概念と思われますが、どこかで合体されたものと考えられます。
いずれも、植物が芽吹き、生長し、実を結び枯れるまでのサイクルを表したものとされておりますが、これを無理矢理組み合わせたため、組み合わせの上での矛盾が発生します。この矛盾から、その年のイメージを浮かび上がらせるという事ができるものと思います。
十干十二支は、植物が芽生え、繁茂し枯れ朽ちてゆく春・夏・秋・冬の生命の姿、時間の経過により生ずる変化の考察より、天地万物の変化を類推的に読み取ろうとするものです。科学的な根拠というよりは、先人の長年の経験と類推による経験科学?といえましよう。
十干十二支は、10×12=60で一巡りです。60年を1サイクルとする変化です。
経済額では、約60年周期で好不況が起きるとしております(コンドラチェフの波)。
・ 技術革新に起因するコンドラチェフの波(約60年周期)
・ 長期設備投資に起因するクズネッツの波(約20年周期)
・ 中期設備投資に起因するジュグラーの波(約10年周期)
・ 短期在庫投資に起因するキチンの波(約3~4年周期)
これらの波が輻輳ししうねり60年で会合します。
このような動き、うねりを植物の生成繁茂に仮託したものといえます。
近頃、これに加え
・社会体制・歴史サイクルの変化 70年説 明治維新+70=太平洋戦争終焉(1945)+70=2015年何か起きる?
・個人の季節サイクル 春・夏・秋・冬 各3年×4=12年説
・人生の生長ステージ 7年一節×12段階説
などが言われております。
易が64卦となっており、60~70と少し幅を持って循環しているのかもしれません。
一世代約30年、二世代でふた巡りというところでしたが、長寿命となったため7×12=84年説まで出てきました。
さらに長い循環としては、村山節の800年周期説という物があります。
「文明は800年周期で東西が交代している。西暦2000年が東西文明の交差する年であり、今まで800年続いた西洋の時代が終わり、これから800年が東洋の時代になる。」という説です。
東西の歴史上の出来事を、時間軸の中で俯瞰(歴史上の出来事を1年を同じ長さとし長い巻物とした)すると、800年で循環していることに気づいというものです。
日本の発展、それに続くアジア諸国の発展、中国の目覚め、言い得て不妙なものがあります。
以上