「ひまなか(中野裕司)」の感じ、考えたこと・・・・・・・・・。                                  ML・FBなどの投稿を掲載します。

1月, 2013 のアーカイブ

謹賀新年 平成25年元旦

昨年は、大変お世話になりました。
今年もよろしくお願い申し上げます。

平成25年 2013年 1月1日 癸巳(きし・みずのとみ)・昭陽大荒落 元旦

地震・津波、台風・集中豪雨+福島原発という予測不能が連発した年から、2年が過ぎようとしております。
その後の後始末は遅々として進まず、今年こそは、復旧・復興が速やかに進まんことを祈ります。

新たに阿部内閣が発足し、建設系株価はのきなみ高騰。
復興の兆しが見えてきました。
公共投資が増すことにより、経済循環が始まることを期待します。
民衆が生活自営のためにため込んだ資金を、0%金利とし、金利の高い海外に資金移動を計り、某国に貢ぐのではなく、国内に循環させてもらいたい物です。

経済が立ち直り、より良き一年となるよう、年頭にあたり祈念いたします。

・・・・・

自然の中での生活は、万物の生成化育・循環の中に包み込まれています。
人から見た場合、破壊・攪乱と見えるものも、その循環のなかの一コマに過ぎません。
そのような自然の循環を観察した結果、暦が生まれました。

いにしえの賢人達は、自然の観察から、1年を記録するのみならず、さらに大きな循環のサイクルを見いだしました。
古代バビロニアではアストロジー(占星術・学)、古代中国では十干十二支の60年の巡りや八卦・64卦の易となりました。
木星の周期は12年ですから、十二宮・十二支と対応しているものといえます。

人は小宇宙という考え方があります。
ならば、人々の織りなす社会は人が集まった宇宙とも言えます。
古代の賢人は、大陽のみならず、惑星・天体・銀河の動き:宇宙との対応・相似により、社会・人象を見ようとしました。
中国では、ホロスコープ(出生時の天体の配置図)のように星と人とを直接繋ぐことをせず、その間に自然・草木の生活還を仲介させ、物語を紡ぎ出しました。

干支を「えと」と読みますが、これは兄(え)弟(と)から来ています。
干は、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の十干。
支は、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の十二支です。
十干を、中国哲学の基礎となる五行(木火土金水)に変換するために、
甲乙(木)、丙丁(火)、戊己(土)、庚辛(金)、壬癸(水)の5グループに分け、
先を兄、後を弟としたことより、「えと」とよぶようになりました。

今年は、
癸巳ですから、水の弟・巳ですから、「みずのと・み」の年と言うことになります。

水(水行)は、生命の泉から涌き出て流れ、胎内と霊性を兼ね備える性質を表すとされ、「冬」の象徴でもあります。
この後、春である木(木行)へと五行は循環します。

前段はこの程度とし、毎年恒例の年頭の与太話です。

干支・十干十二支(天干地支)から、今年の雰囲気をよみとると・・・・・・。

癸巳(きし・みずのとみ=水の弟・蛇) 甲子(きのえね)から始まり30番目
60年を一年とするならば、その半ば、6月末、夏至(6月21日)の時期。

・十干(根幹)
癸(き) 甲(きのえ)から始まり10番目。最初に立ち戻る。
四方に刃が突き出た戈(ほこ)のことで、これを使って計ることを意味する。
種子の内部が計りうるほど成熟した状態を示す。
昨年の壬(じん)は、女性が妊娠した形。
草木が種子の内部に新しい生命を妊んだ状態。孕む、大きく成る。
であるから、種子が成熟し、殻を破り外へ飛びださんとしている象。
十干の最後。甲(発芽)へ還る象。

・十二支(枝葉)

巳(み・し) 子(ね)から始まり、6番目。中間の折り返し。
中国古代は、蛇形を神としてまつったことから、自然神をまつる(祀)ことを指す。
蛇の形で、くねくねしたさまをさす。これより先に進みがたし。
巳(し)は、「止」と同音のため、草木が盛りを極めて止まった状態を指している。
または、子(ね)より始まった陽(心)の気が、十二支の半ばの巳に止まり(終わり)、翌年午(午)から陰(物)の気が始まる。
陽の気が極まり、物事は一端集結し、新たに始まる、物象化するという意を持っている。
蛇は、旱魃の兆しとも言われている。
蛇の冬ごもりのように、身を潜め時期を待つべき時とも言われている。

これらを総合すると、
季節は6月末、植物は茂り成熟し、実はまさに飛びださんとしている。
新たな生命の始まりのための準備が整った。
しかし、季節は夏に向かい、乾燥している。
芽を吹き出させるためには、今しばらくの辛抱が必要だ。
変化をもたらそうと、もだえているようです。

十干(天・根幹)と十二支(地・枝葉)を組み合わせると60年周期となりますが、60年を一区切りとして過去へさかのぼると、

昭和28(1953)年
朝鮮戦争終結
吉田首相、馬鹿野郎解散。
奄美群島日本復帰。
NHKテレビ放送開始。

明治26(1893)年
海軍建艦補充のため内廷費を6年間下付
戦時、大本営条例を公布(日清戦争の準備)
横川・軽井沢間にアブト式線路完成

天保4(1833)年
風水害による奥羽・関東飢饉(天保の大飢饉~1839)
雨害で大島凶作
諸国で米不足、打ち壊しが相次ぐ。
歌川広重「東海道五十三次」

正徳3(1773)年
田沼時代
新銭鋳造(大銭改鋳を中止)
長崎の農民が、米商を襲う。
伊勢尾張水害
大原騒動 (飛騨の百姓一揆}

巳年は、干害とされておりますが、江戸時代の癸巳の年は、冷害・風水害が発生しています。
砂漠の国中国では、干害による飢餓の発生なのかもしれません。
アジアモンスーンの東端の我が国では風水害に変化するのかもしれません。
いずれにしろ、飢餓・飢饉の発生です。

江戸時代が寒冷期になっていたからかもしれませんが、癸巳の年に飢饉が始まっています。
このような様相に比較すると、温暖化?により食料問題が解決されているのは幸せと言えるかもしれません。

明治から昭和の60年間は、戦争の半世紀と言えるのかもしれません。
それ以降、現在に至るまでの60年は、我が国は戦渦にあっておりません。
これもまた幸せな半世紀といえます。

ただし、癸は最初に立ち戻る、巳は折り返しとなっており、何らかの変化が発生し、新たな相へと移り変わる年回りのようです。
先の60年前は、TV放送が始まりビジュアル⇒バーチャルへと進む端緒となりました。
五感を使う時代から、聴覚を主とするラジオ、視覚を使うTVへと進み、IC・ITと進化し、バーチャル・五感を用いず頭の中だけの世界へと進んでしまいました。
そろそろ、ITの果実を受容しつつ、五感、自らの躰を使いこなす時代へと変化をしてもらいたいものです。
自然=躰・五感を使いこなしつつ、第六感・総合・統合へと進むことを期待します。

なぜだか、バーチャルに進み、自然と離れるほど、細分化へと進み、統合・総合を忘れてしまうように思います。

・・・・・ 昨年は、次のようなことを記しました。 ・・・・・

新たな動きの始まりのような年回りのような気がします。
直近の昭和27年には、日本がアメリカより独立しようとしているが、共産・社会主義的な勢力により流血騒ぎが発生。
時がいたり、実をならせ自立・独立へと向かおうとしているが、これを揺さぶるり分裂させようとする動きが現れる。

その妥協の結果の構図が55年体勢、見かけ上の独立、その実態はアメリカの植民地のままとなり、現在まで引き続いております。
植民地と思われないように仕組むソフトな植民地政策、実に巧妙です。それには、内からの迎合・ねじれがあります。

今日、60年、一巡りの後の政治体制、民主・自民の新たな対立構図はどのように集結して行くかが問題です。
55年体制は、自民と社会のなれ合い、自民と民主のなれ合いとなってしまうのでしょうか?

それにもまして、戦前・戦後を通じて温存された官僚体制を改めることができるかが問題です。
戦前の天皇陛下の官僚が、戦後は国民のためではなく、アメリカのための官僚となってしまいました。
しかも、戦後、満州国経営に携わった革新官僚の手による社会主義国家・日本国コンツェルンと言うことが日本の実態でした。
アメリカ主導の下、新たな強兵ぬきの富国政策が始まりました。それにより、豊かな国ができましたが、自立の気概は失われてしまいました。

豊になりすぎた日本は、新自由主義、グローバリズムの名の下に日本国コンツェルンは解体され、アメリカの手により刈り取られました。働いても、その果実はアメリカに。
豊かさを実感できない時代から、少数の勝ち組、多数の負け組を生む構図へと変化してしまいました。
それにより、官民癒着の弊害、というよりも官僚が頭となり引っ張る日本国コンツェルンという見かけは解体されましたが、その実態となる官僚機構は手つかずのまま。手足・下請けにされてきた土木業界がまずやり玉に挙げられ、談合を行ったとし、悪者としておとしめられ、切り捨てられ、貧乏人となる競争を強いられております。
その構図が、全産業へと広がっております。

アメリカは、グローバリズムのお仕着せの次に、PPTなどさらなる縛・首枷を課そうとしております。
このような社会情勢の中で、真の自立・独立へと向かう事ができるのでしょうか?
これまで、経済戦争、天災などに耐え忍び、伸びゆこう・芽を出そうともがいておりますが、それを妨げ、ねじ曲げ、振るわせようという力もまた強大です。

・・・・・

民社のあまりにもひどい体たらく、自滅に至ったため、民社・自民の馴れ合いにまでは至りませんでした。
しかし、アメリカの手先に成り下がった官僚体制はそのまま、否、民社を手玉に取ったことにより、より強大になったのかもしれません。
マスコミの報じる一方的な情報を、実体験の伴わないバーチャルに順応させられた頭は、報道内容を無批判に受け取ってしまいます。
その結果、事実であるか否かの確認を怠り、また、科学的であるよりも感情・勘定を重視した判断をし、自分の都合に合わせお化けを造りだし、おびえております。
健康障害が発生する訳のない放射線レベルに対する過剰反応がその良い例です。
自己の実体験、及び、科学的な見地から真実を見つめ、判断する知恵が問われております。
—————————————————————- いつもの能書きです。

古代中国では、万物は一(・)より生じた陰陽(・・)より発したとされ、五行思想の十干十二支、易の六十四卦に表されるように循環
し、一回りし元へ戻ると考えられておりました。中国に限らず、古代ギリシャなど太陽・星々の動きより時間を観察していた時代は
すべてが循環するという世界観でした。しかし、いつの間にか、直線的・拡散的な世界観に変わってしまい、現在は効率化というス
ピード・加速まで求められるようになってしまいました。
あっというまに1年が過ぎてしまうこの頃です。
すべてが巡る、元の所へ戻るという世界観へ立ち戻ることができるならば、もう少しゆとりが生まれるように思います。

中国の場合、循環論が精緻にくみ上げられ、様々な循環論の中で最も我々の世界に入り込んでいるのが干支(えと)の世界です。これ
は、十干と十二支という二つの循環論を組み合わせたものです。

十干といっても、十干を陰陽(兄・え弟と)とし、五行(木火土金水)に還元しております。これと、十二支を掛け合わせたため、十干
十二支は10×12=60年で一回りします。易は、六十四卦として表しますから、いずれも60年程度で一巡りし同じような事象が現れる
と感じていた模様です。120年という長年月を見通すことは困難、60年程度が妥当なところと考えたのでしよう。

人間の一生を60年とし、その程度は観察できる、経験できるということでの組み立てと考えられますが、、社会的活動ができるのが
約30年と想定するならば、二世代となります。二世代を過ぎる当たりで、ご先祖様が行ってきた事柄を忘れ、同じ事を繰り返すとい
う事かもしれません。
懲りない面々、ということなのでしょうか?
このような懲りない面々に対し、気をつけろよと言うサインを送っているものとも思われます。

もともとは、十干、十二支は別の概念と思われますが、どこかで合体されたものと考えられます。
いずれも、植物が芽吹き、生長し、実を結び枯れるまでのサイクルを表したものとされておりますが、これを無理矢理組み合わせた
ため、組み合わせの上での矛盾が発生します。この矛盾から、その年のイメージを浮かび上がらせるという事ができるものと思いま
す。

十干十二支は、植物が芽生え、繁茂し枯れ朽ちてゆく春・夏・秋・冬の生命の姿、時間の経過により生ずる変化の考察より、天地万
物の変化を類推的に読み取ろうとするものです。科学的な根拠というよりは、先人の長年の経験と類推による経験科学?といえまし
よう。

十干十二支は、10×12=60で一巡りです。60年を1サイクルとする変化です。
経済額では、約60年周期で好不況が起きるとしております(コンドラチェフの波)。
・ 技術革新に起因するコンドラチェフの波(約60年周期)
・ 長期設備投資に起因するクズネッツの波(約20年周期)
・ 中期設備投資に起因するジュグラーの波(約10年周期)
・ 短期在庫投資に起因するキチンの波(約3~4年周期)
これらの波が輻輳ししうねり60年で会合します。
このような動き、うねりを植物の生成繁茂に仮託したものといえます。

近頃、これに加え
・社会体制・歴史サイクルの変化 70年説 明治維新+70=太平洋戦争終焉(1945)+70=2015年何か起きる?
・個人の季節サイクル 春・夏・秋・冬 各3年×4=12年説
・人生の生長ステージ 7年一節×12段階説
などが言われております。

易が64卦となっており、60~70と少し幅を持って循環しているのかもしれません。
一世代約30年、二世代でふた巡りというところでしたが、長寿命となったため7×12=84年説まで出てきました。

さらに長い循環としては、村山節の800年周期説という物があります。
「文明は800年周期で東西が交代している。西暦2000年が東西文明の交差する年であり、今まで800年続いた西洋の時代が終わり、これから800年が東洋の時代になる。」という説です。
東西の歴史上の出来事を、時間軸の中で俯瞰(歴史上の出来事を1年を同じ長さとし長い巻物とした)すると、800年で循環していることに気づいというものです。
日本の発展、それに続くアジア諸国の発展、中国の目覚め、言い得て不妙なものがあります。

以上