「ひまなか(中野裕司)」の感じ、考えたこと・・・・・・・・・。                                  ML・FBなどの投稿を掲載します。

1月, 2018 のアーカイブ

病は、身体の悲鳴を聞き取らないために発生する、身体のクーデター。

いよいよおしせまってきました。
最後は、健康ネタでしめくくり。
来年も、健康で元気で過ごしましょう。

みなさまにとって、健康で豊かな年となりますように。

・・・・・

仕事仲間から年末の挨拶が届きました。
心筋梗塞を患ったとのこと。
で、よけいなお節介。
昨日の健康ネタと同じ事の繰り返しとなりますが、参考まで。

・・・・・

若い内は、年は切り捨て。
中年は年相応。
年取ると、四捨五入。
最後は、四捨(死者)切り上げとなって、あの世へ組み入れられる。

65歳を過ぎたならば、70歳になったつもりで身体を使い、意識して免疫力アップに努めることが大切でしょう。

猿(地獄谷の猿)を見習い、身体と心を温かく。

・・・・・

病は、身体の悲鳴を聞き取らないために発生する、身体のクーデター。
身体をそれだけこき使っているということです。
大脳(心)も身体の内。
病とは、身体だけの問題では無く、心身のストレスの総和を身体が受け止められなくなってきた、というサインです。
とにもかくにも、身体と心を温め、休ませる事が大切です。

年末年始、身体と心をしっかりと温め、お休め下さい。

・・・・・

病原菌などの関係する急性疾患、切り貼りの外科など、急性的な病に対応するために西洋医療は発達してきました。
言ってみれば、戦争を遂行するための医学です。
病原菌をやっつける、身体に負った傷を修理する、早急に身体を復元して、再び戦場に送り出す、銃後の支えとして生産にあたりロジステックを怠りなく行うための医学です。

効率的に人を動かすためには効果的ですが、これとても直す主体は自然治癒力、自分の身体の持つ快復しようとする力です。

しかし、ともかく速く直してしまう、という方向に発達させてしまったために対処療法となってしまいました。
急性的な病に対しては、止む得ない方向だったのでしょう。
しかし、病原菌を病の主因とし、これを叩きつぶすという対処療法の効果は目覚ましいものであったため、これこそが医療とされ、現在医療の本流になってしまいました。

でも、慢性的な病は、病に至る過程の蓄積、病になる個人の素質というものがあり発病するものですから、病原菌を原因とするようなやり方では、根本的な対策には至りません。
このため、慢性疾患、生活習慣病などは、残念ながら、医療の不得手な分野となってしまいました。

病を悪者として、これをやっつけるための対処療法に走るために、いたずらに病を対立的に取扱い、自然治癒力を阻害する治療をする場合が多く、病が治っても、身体は死に至るということになりがちです。
病に至ったその人の全体、生活のあり方の総体を見ること無く、病に至った部分のみを相手にしてしまうためです。

病とは、その人の身体と心の状態に関する一つの表現と捉えるべきものなのですが、検査と称して身体の隅々まで調べられ、そのあげく悪いところを見つけたと脅かされ、患部を切除し、薬の投与するなどにより、麻痺させ感じなくなったことを、治ったとしてしまいます。

しかし、これは、大きな勘違い。
感じなくなったことにより自然治癒力が働き出すことを妨げ、更に状況を悪化させてしまいがちとなります。
たとえ、病状が消えたとしても、病に至った行動、生活習慣、すなわち、頭の中の構造が変わりませんから、再び、あるいは、形を変えて発病してしまいます。

病名、直接の原因が分かったならば、そのようになるまで心身を使い続けてきたことについて考え、真因を捕まえ、修正し直さなければなりません。
自分の身体を快復させるのは、自己の自然治癒力のみであることを理解し、心身の建て直しを図らなければなりません。
心身(心と体)と言っているのは、身体を酷使し続けるという心の状態、傾向があるからです。
心の状態をも含めた状況の変更を図る必要があるのです。

また、自己の持つ自然治癒力とは、免疫力であると共に、個々の細胞の回復力でもあります。
個々の細胞が元気にならなければ、力を取り戻さなければ、快復には至りません。
心の傾向、身体の使い方の癖を反省し、改めつつ、心身を休め、ストレスからの解放、身体を温め、細胞レベルの活力を取り戻し、自然治癒力のアップに努めることが大切です。

しかし、各人が持つ自然治癒力が働きやすいようにサポートすることが医者の本来勤めだと思うのですが、プロの腕前を見せようと、いろいろと余分なことをやってしまいます。
生活環境が良好・快適となった今、特殊な病以外は、極々当たり前の養生で回復してしまうのですが、それでは商売にならないというシステムがあるからです。
薬を与えなければ儲からない仕組みのため、余分な薬を与えてしまいます。

さらには、教育、マスコミなども、医療や薬に頼らないと健康は保てないとの大合唱を繰り返します。
そして、医者に対する依存度を高めようとします。
そして、庶民は、医療経済の神様に、身体を捧げるのです。
経済の神様のために、一生懸命、まじめに頑張り続け、そのストレスがたまりにたまって、病に至ります。
頭脳(神経・心)の疲れやストレスを、食い気、飲み気という形で、胃腸・内臓・血管のストレスに変換し続けてしまうから、身体の方はたまりません。

教育やマスコミを通じた洗脳で、病は医者・薬が治すものとしてしまいました。
ストレスの解消は、飲み食いすることだとマスコミは暗示します。
それは、経済優先の政治の賜です。
その結果、医者もまた、医療技術が病を治すと思ってしまいました。

自分の身体に備わった自然治癒力、40億年の生命進化の結果、身につけた自己治癒力の力を、自らが否定してしまったのです。
そして、庶民も又、医者という他人の手に自己の健康を守ってももらうということが当たり前としてしまいました。

本末転倒なことを制度化してしまい、教育によりその正しさを教え込み(洗脳し)、さらには、健康保険などと言って、医療経費を補填するシステムを造ってしまいました。
自分の身体の持つ免疫力を発揮させなければ快復しないのに、医者・薬を頼りにする心を植え付けてしまいました。
また、大枚の健康保険料を支払ってきたのだから、その元を取り戻さなければならないと、調子が悪いとここぞとばかり医者通いをするという、さもしい根性を植え付けてしまいました。
そして、医療費の肥大化を招いたのです。
医療が発達するほど病が増すという皮肉結果です。

心筋梗塞もまた、大きく見るならば同じことです。
心筋を形成する細胞の活力が低下したため心筋梗塞が発病してしまうものだと思います。
活力低下はなぜ起きるのか?
それは、心身のストレスの積み重ねの結果ですから、そのストレスを軽減してあげることが根本の解決策となるのでしょう。

心筋は、赤筋。
赤筋は、有酸素呼吸によりエネルギーを造り出すミトコンドリアを大量に含む細胞よりなる筋肉です。
酸素を運ぶのが血液中のヘモグロビン。
ヘモグロビンは、鉄が中心にあり、その鉄が酸素を運びます。
赤い色は、鉄の色。
ミトコンドリアは、細胞内の発電器ですが酸素が必要です。

堆肥で言うならば好気性細菌・高温菌の世界です。
心筋梗塞とは、いわば、高温発酵し、心筋が酸素切れになった状態と例えることができるかもしれません。
血流障害による、酸素・養分が断たれ、欠乏したために発病するものと考えられるのです。
堆肥ならば、切り返しすることにより、酸素を補給し、再び高温発酵に導くことができますが、心臓はそうは行きません。
再び、血流を取り戻すことが必要になります。

動物だから、酸素を運ぶのが血液。
酸素を十分に取り込んだ血液を心筋に送り込まなければなりません。
心臓に張り巡らされ血管に、血液を大量に送り込むことにより、赤筋である心筋が、死ぬまで止まることの無い有酸素運動、ミトコンドリアが持続的にパワーを供給し、心臓を動かしています。

心筋梗塞は、何らかの原因で発生したストレスの積み重ねにより血管に異常が発生した事による心臓の血流障害と言えます。
心筋を構成する筋細胞に酸素と養分が届かなくなってしまい発病に至るものだとされています。
血流障害となる主な原因は血栓などとされていますが、血栓に至る前の心身の使い方があったわけです。

心筋梗塞は、手術などにより見掛けの快復はしますが、手術により心筋梗塞に至った心身の素質が無くなるわけではありません。
回復・本復に至るには、適切な医療処置を行うと共に、身体と心を温め、血行を良くし、酸素と養分を取り入れ、個々の細胞の活力を取り戻し、自然治癒力である自己免疫力を高めつつ、病に至った素質・体質改善をする必要があろうかと思います。

以上 お節介ながら。
明年の活躍を祈ります。

2015/12/31 FB

抗生物質の冬

昨年末の投稿をシェア。
今年も、健康ネタで締めくくろうと思ったが、時間切れ。

来年も、心と身体を温かく保ち、細胞の隅々にまでみずみずしい栄養と酸素を配り、健康で過ごしましよう。
良き水、深呼吸、それに美味しい太陽の缶詰(食物)を取り(鳥)入れ、身体と頭を働かせ、汗をかき、適度かな負荷をかけつつ過ごしましょう。

先に紹介した「土と内臓」、「失われて行く我々の内なる細菌」の2書について語り、新たな年へと思ったが、長くなりそうだから来年にしよう。

これら体内に共生する腸内細菌叢に関する書物が、レイチェルカーソンの「沈黙の春」のような影響を与えることになりそうだ、なって欲しいと記した。
私たちの心身の健康を保つためには、体内に共生する微生物との関係構築、体内微生物生態系の健全さが重要だからだ。

読み進むと「内なる細菌」には、「沈黙の春」になぞらえて「抗生物質の冬」という記載がなされていた。
医薬品、抗生物質の使いすぎによる目に見えない影響が私たちの体内微生物の多様性を低下させ、微生物生態系の変容をもたらし、農薬による「沈黙の春」以上の影響を与えているということを「抗生物質の冬」と示したものだ。
農薬などは、食料を経て私たちの身体に、間接的な影響を与えている訳だが、体内微生物生態系は、私たちの身体の一部であり、その乱れは心身に対し直接的なダメージを与えることとなる。

かつて「核の冬」という事が言われた。
「核の冬」とは、「核戦争により地球上に大規模環境変動が起き、人為的に氷河期が発生する」という人類滅亡シナリオだ。
「抗生物質の冬」とは、体内微生物叢のかく乱による生命力の低下と耐性菌の出現により、抗生物質出現以前の大規模、世界的規模の伝染病(パンデミックス)の時代に逆戻りしてしまうという危険性を示したものである。

体内微生物のかく乱は、私が考えていた以上に重篤な状態となっている様だ。
ますます、心身を温かく保ち免疫力をアップし、医薬品、抗生物質に頼ることなく健康を保つ生活を送ることが重要になって来た。
耐性菌によるパンデミックスから自分、家族を守るためにも。
地球温暖化・生物多様性保全は、近未来の危機について語っているが、「抗生物質の冬」は、今、現実に進みつつある目に見えない危機といえる。

2016/12/31 FB

 

石油が育てた緑

やっぱり目が行ってしまうのは、背後の緑・木々の姿。

明治の頃は、緑が薄いね。
戦後、石油を燃やし続けて造った緑。
その緑は、自然? or 不自然?

見た目の森の姿は自然だが、その本質を探るならば石油が育てた森。
自然なのかな~ ?

いすれにしろ、石油などエネルギー資源がなくなると、昔のようにあっという間にはげ山になってしまうよね。
鉱物資源、石炭・石油・放射性鉱物などの資源が枯渇したら自然の制約の中で暮らさなければならなくなる。

姥捨て、子殺しなどが当たり前であった時代だ。
資源の枯渇ものとでは、ヒューマニズムなどというしゃれたこみとは言っていられない。生命は、地球よりも重い、等という戯言は言っておられない。
そのような自然の掟に立ち返って未来を見据える必要があるだろう。

石油などが枯渇するのは数100年のオーダーだ。
エネルギーをふんだんに使い、長寿命を達成したが、人生80年、生産性の高い40年とするならば、5世代後程度にはエネルギーは高価なものになっているだろう。
エネルギーを持つものと、持ちざるものの貧富格差は想像を絶する大きなものとなるように思える。

真空から無尽蔵のエネルギーを取り出す技術、効率的な永久機関が開発されない限り、資源の呪縛からは抜け出せない。
ならば、そのような画期的な、夢の技術を編み出すまで、子々孫々が如何に生き延びられるかを中心において、本気のもったいない戦略を立てて行かなければならないのだろう。

しかし、後代に対する責任は無視し、大量消費者糧などと言う戯言の元、大量消費をさせる事を前提、経済成長を大前提とした社会システムの見直しを図ろうとしない。
エコもまた、新たな消費の入り口にしてしまうのだから・・・・・。

自然という悠久の時間の中では、あっという間に滅びの世界に突入しようとしているのに、人間様というものは脳天気だな~。

正月気分が抜けたので、いやな事を言っておこう。

2017/01/05 FB より

平成30年 新年の挨拶 + 干支(戊戌)について  

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 平成30年(2018年) 1月1日、戊戌(ぼじゅつ、つちのえ・いぬ[土兄・犬]・35/60番) 元旦
(昭和93年/大正107年/明治151年)

戊・戌 いずれの字源も矛

・・・・・ ・・・・・ いつもの干支を巡る与太話です。お暇な方はどうぞ ・・・・・

今年はどうなるやら・・・。
いにしえの先賢の経験知の積み重ねである干支(えと)から今年の傾向を探ってみましょう。

干支は、十干十二支60年を一巡り(一元)として、世界が循環しつつ生成発展をして行くという考え方。
植物が芽を出し、生長・成長し変化して行く様と、世界の変化の相似性を感じ取った古人の経験知の集合といえます。

・・・・・

今年の干支は、「戊(土の兄)・戌(犬)」です。
「つちのえ・いぬ」の年ということになります。

干支の最初甲子(きのえね)から35番目、60年(還暦)周期の真ん中、折り返しから5年目の年が始まりました。
60年の前半30年で造りあげた事柄の完成を目指すべく動き出し、5年が経過しました。
あるいは前半30年、青年期までに積み重ねた知識・経験に、さらに磨きをかける壮年期(朱夏)に入り5年が経過したといえます。
干支60年の周期の中での盛り、夏(朱夏)の時期です。

人も60年、陰陽五行、干支の巡りで動いているとされています。
胎児・幼児(0歳~5歳)、小年(6歳~14歳)、青年(15歳~29歳)、壮年(30歳~44歳・朱夏)、中年(45歳~64歳・白秋)、高年・老年(65歳~ ・玄冬)という5段階を経て成長します。
0歳~29歳までを春(青・木)、壮年期を夏(朱・赤・火)、中年期を秋(白・金)、老年期を冬(黒・水)とし、中年から老年への切り替わりの時期を土用(黄)とし、五行に当てはめています。

さて、今年の干支・戊戌を分解し、傾向を把握することとしましよう。

干支は、十干(五行)と十二支で構成されていますが、大きな年回り・幹(干)は干支の戊で、細かな部分・枝(支)は、十二支の戌をヒントとしイメージを膨らませて行くということになります。

また、他の干支にはない戊戌と、同様の字形、意味を同じくする文字が二つ続く年回りという特徴があります。二つ重なると言うことは、物事(斧)が強調、極端化されがちと言う事も表します。

・十干(根・幹の部分、天) 戊:土の兄(陽)

甲子から始まり、十干3巡目し、4巡目の半ば5年目・戊に入りました。

十干の始まりの甲は種子の芽吹きが潜在している状態で、乙は芽吹きに備え屈曲している状態、芽が殻の中で縮んだ状態でしたが、丙となり、火(陽気が)働き炳(明らか・つよし)となって行く、すなわち芽が地上に伸びて形をはっきりとさせる状態となったものが、丁では伸びきり、盛を少し過ぎ、戊に至ると生い茂った草木(陽)が蒸れ始め病害が出やすくなるため、これに手を入れ、風通しをよくしなければならない状態に至った事を示しているのです。
すなわち、枝葉を茂らせ、枝がしなだれ下がった状態(丁)となったため、これを矛で剪定し整理する時期に至ったということなのです。

戊の字象は、木と戈(ほこ・矛)であり、伸びきり繁茂した草木を刈り払う道具を表している。

昨年の丁の字象、ー(横棒)と│(縦棒)のぶつかり合った対立を整理するという事でもあります。
ただし、整理すると言っても、壮年期のパワーを潜ませているため、そのやり方により、解決に向かうことも、逆に更に撹乱させてしまうこともありますから、注意が必要です。

・十二支(枝・葉の部分、地) は戌(いぬ)

十二支の11番目。
元来は1年、12の月を表したものだが、12年の巡りへと拡大された。
11月を子(始まり)として月が変化して行くので、戊は9月に配される。
十二支の象も、十干と同様、夏の盛を少し越えた時期であり、草木が生い茂っており、刈り払う事が必要な時期といえる。

戌は、戊にーを加えたもので、茂と同意。
枝葉が茂って日当たりが悪くなり、風通しが悪くなって病虫害が出やすくなった象。
枝葉末節が過剰、肥大した姿。
戌伐(切断)、不要な枝葉を切り払う必要があるのです。
それにより、病害の発生による樹勢の衰退を防ぎ、来年の成長を期待できるようになるのです。

以上より、干支の枝である戌もまた、過熟状体に繁茂した枝葉を刈り払い、風通しをよくすることを示しているのです。

干支では、3年を一つの区切りとして動きを読み取るということをします。
甲午、乙羊、丙申と続いた3年の区切りが終え、今年から丁酉(革命・革新)、戊戌(過繁茂・行き過ぎを整理)、己亥(動き・爆発)と続く新たな展開へ向けての助走の年となり、その舵切りで次の十二支の始まり庚子(こうし・かのえね)の方向が定まるのです。

政治、経済など、自分の興味のある処に、このような象が暗示する様を当てはめ、各人が考察する必要があります。
干支の示すところをヒントに、幹と枝葉の関係などの事象がなにを現しているのか、考えてみると面白いでしょう。

自分、個人の興味ある分野について干支の示す象を考察する助けとして、十干(天・根幹)と十二支(地・枝葉)を組み合わせた60年(一元)を一区切りとして過去へさかのぼり、世情を確認して見ましょう。

※昭和33(1958)年(一元前)

・政治・社会
国際原子時の起点 / 欧州経済共同体設立 / アラブ連合共和国建国/ China大躍進 /
関門トンネル開通 / 売春禁止法施行 / 安保解散 / 各地でTV局開設 / 東京タワー竣工 /
電車特急「こだま」運転開始 / 天皇陛下と美智子妃が婚約 / 新1万円札(聖徳太子)発行
・科学
米、初の宇宙衛星打ち上げ / ヴァンアレン帯の発見。
・食
学校給食に牛乳加わる / チキンラーメン販売 / 缶麦酒発売 / 炭酸飲料ファンタ発売
・災害
狩野川台風神奈川県に上陸

※明治31(1898)年(二元前)

・政治・社会
米西戦争 / 英・清より英九龍半島租借 / 仏・清より広州湾租借 /
米、ハワイ併合・フィリッピン・グアム・プエルトリコ領有 /
沖縄徴兵の対象となる / 日本初の鉄道スト / 家族法施行 / 淀橋浄水場竣工、初の水道 /
上野公園西郷隆盛銅像除幕 / 児玉源太郎台湾総督 / 初の政党内閣(隈板内閣)
・科学
キューリー夫妻、ラジウム発見

※天保9(1838)年(3元前)

・社会・政治
英・人民憲章発表 / 英・ビクトリア女王戴冠式 /
江戸城西の丸再建 / 江戸大火 /中山みき天理教創始 / 緒方洪庵大阪に適適斉塾を開く

・享保3年(1778)年(4元前)
クック、ハワイ諸島に到着 / 米・独立戦争 /
ロシア船が蝦夷地に来港 / 豊後、安芸両国の農民検地の中止を訴えて一揆が起きる。

・政治的な動きとしては、4元前に、米国の独立戦争勃発、キャプテンクックがハワイ諸島を発見し、2元前に米国がハワイを併呑している。発見から120年後である。米国の西部開拓、西へ西へと向かう動きがハワイ、フィリッピンに達したのである。その1元後には日本を飲み込み、ソフトな占領政策といえる安保問題により、国会が解散に追い込まれている。
苅込・整理が上手く行かず、その後の安保反対運動へと拡大する道を開くこととなった。

2元前に、上野公園に西郷隆盛の銅像が建ち、2元の後、120年後の今年はNHK大河ドラマで西郷隆盛が持ち上げられる。明治革命の主役を演じた西郷隆盛であったが、革命の結果は自らの思いとは大きく乖離し長州勢力の腐敗の温床となるなどにより、不満分子に担ぎ上げられ西南戦争にて死することとなる。
明治政府に取っては反逆の徒であるが、後ろめたき故に、一新後33年もしてから贖罪のため銅像を建てた。
しかし、その影響を畏れ、式服ではなく浴衣姿という偉人としては異例の銅像である。
今回のNHKで西郷隆盛の大河ドラマはどのような思惑が隠されているのだろうか?
坂の上の雲などから始まる明治賛歌はどのような意味を持っているのだろう。
近頃、とみに、明治革命の問題点が取りざたされ、官製の歴史の見直しが巻き起こってきているが、これに棹さすような行為に思われる。

・科学の世界では、2元前にキューリーによるラジウムの発見、1元前は宇宙衛星の打ち上げと、原子力、宇宙科学の走りとなっている。

・食の世界では、学校給食の欧米化による牛乳の導入、インスタントラーメン、缶麦酒・清涼飲料が1元前のことである。

政治的には、なにやらきな臭ささ、混乱・撹乱の兆しが見受けられ、科学の世界は新たな切り口の科学が始まるが、いずれもその後、兵器へと転用され花開くものとなってしまった。
食の世界では、食生活の乱れの始まった年回りということとなる。

・・・・・

このような時期を人の身体に当てはめてみると次のようにいえるだろう。

陰の女性の場合は33歳が本厄です。
壮年期の盛であり、勢いが盛んであるだけに気をつけなければならない時とされます。
35歳の今年は、次の37歳の厄・女を卒業する時期となる庚子(新たな芽生え・更新の象)の厄を楽に越すことができるよう準備の時となります。
33歳を過ぎると、身体的にはホルモンバランスが変化し、子どものできない身体への脱皮の準備にかかります。
37歳以降、脱皮・変身をはかるということになります。

陽の男は、42歳が本厄。
男に取って最も盛んな時期ですが、盛んなときほど変動は激しく出やすく、中年に入る準備の時でもあります。

栄養の不良だった時代、人生50年などと言っていた時代は、50歳に近づくと老境に入ったとされておりました。
栄養状態が良くなった今日は、まだまだ若造です。
30代は、油の乗り切った40代を過ごすことができるよう、助走の時となりました。
助走といっても無理を重ねるということではありません。
力を発揮出来るよう、しなやかな身体と心を練り上げるときと言うことです。
30代でしなやかな身体と心を練り上げるならば、中年、老年は健やかに過ごすことができるという事なのです。

その次の厄は、陰陽・男女ともに干支が一巡する61歳となります。
還暦60から折り返し、0に戻る新たな巡りが始まります。
120歳、大還暦に向けての折り返しです。
60歳で折り返すと61歳ではなく、59歳、58歳と、だんだん若返って行くと考えると楽しく生きて行けそうです。
理想は、0歳の大還暦にあの世に旅立つことです。
人間の生物学的な最大寿命(潜在力)が120年と言われておりますから、大還暦に挑戦するのも一興と思います。

栄養と共に、衛生状態がよくなり、老化のメカニズムも理解され、120歳まで生きることが可能な時代となってきました。
しかしながら、一方では、30代の助走に失敗し、過度の栄養の取り過ぎによる生活習慣病を引き寄せてしまい、なおかつ生活習慣が招き寄せたにもかかわらず、医療に頼り、医者が治すと信じこまされ、信じ込み、自分の足で立ち上がろうとしないため、慢性的な自殺行為に及び、中年後半から老年に生きる屍となりかねないということが、今日の状態となっております。

貧富、健康、共に二極化が進んで行くという時代へと進みつつあります。
様々な情報をかしこく受取り、自立・自尊を図ることがいよいよ大切となってきております。

ともあれ、干支的には今年は、30代半ば、油の乗り切った40代へ向けての助走の時となります。
この30代半ばまでに身につけた体力、知力を壮年期で如何に使いこなすかで中年、老年のあり方が定まってきます。
干支的には、社会又しなやかさを造り保たないと、つらい中年期を迎えることとなってしまいます。

草木、樹木、植物は過繁茂となり、刈り払い、強剪定し、風通しをよくしなければならない状態。
人は、意気盛んな壮年期ではあるが、心身の手入れを行い、しなやかな身体と心を涵養し、中年・老年に向かっての助走の時。
社会は、成熟した状態に至っており、爛熟から腐り落ちるのか、その果実を上手く食べ、次なるステップへ進むための資とできるのかが問われているようです。

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干支の世界では、ホロスコープ(出生時の天体の配置図・幾何による占星術)のように星と人とを数で直接繋ぐことをせず、その間に自然・草木の生活還環境を仲介させ、物語を紡ぎ出しました。
それが十干・十二支(干支)です。
干は、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の十干。
支は、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の十二支です。
十干を、中国哲学の基礎となる五行(木火土金水)に変換するために、
甲乙(木)、丙丁(火)、戊己(土)、庚辛(金)、壬癸(水)の5グループに分け、
先を兄(え)、後を弟(と)としたことより、干支を「えと」と呼ぶようになりました。

五行は、7曜から、太陽と月を除いた5つの惑星。
木星、火星、土星、金星、水星なのですが、新羅万物に対し、この5つの逆走する惑星の性に分け分類し五行説としました。
万物は、五行(五つの性質)から成り立っていて、その消長、結び合い、循環によりあまたの現象として現れるというものです。兄・弟で陰陽、5グループは五行、偶数と奇数の組合せで物事を理解することができるとしたわけです。

十干十二支では、60年で一周期、還暦となります。
宇宙・天地・自然を貫き、循環するエネルギーの変化の過程を60のタイプに分類したものといえるのです。

五行相生説では、木火土金水、木火土金水と循環し、土から金が生まれ、金は水を生むという流れが順当に進んでいることを吉とします。自然の循環に即しているからです。
これとは異なり、五行相克説は他の性に対し優位になる状態を示し、火は金を克し、金は木を克す、のであり、火は金を溶かし、木を倒すのに金物の斧を使うと言うように、押さえ込む様を現します。
いわゆる「あいしょう・相性」が五行であり、循環する方向の流れが吉(相性が良い)であり、相対する性とは、凶(相性が悪い)と見るわけです。