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今年も、健康ネタで締めくくろうと思ったが、時間切れ。
来年も、心と身体を温かく保ち、細胞の隅々にまでみずみずしい栄養と酸素を配り、健康で過ごしましよう。
良き水、深呼吸、それに美味しい太陽の缶詰(食物)を取り(鳥)入れ、身体と頭を働かせ、汗をかき、適度かな負荷をかけつつ過ごしましょう。
先に紹介した「土と内臓」、「失われて行く我々の内なる細菌」の2書について語り、新たな年へと思ったが、長くなりそうだから来年にしよう。
これら体内に共生する腸内細菌叢に関する書物が、レイチェルカーソンの「沈黙の春」のような影響を与えることになりそうだ、なって欲しいと記した。
私たちの心身の健康を保つためには、体内に共生する微生物との関係構築、体内微生物生態系の健全さが重要だからだ。
読み進むと「内なる細菌」には、「沈黙の春」になぞらえて「抗生物質の冬」という記載がなされていた。
医薬品、抗生物質の使いすぎによる目に見えない影響が私たちの体内微生物の多様性を低下させ、微生物生態系の変容をもたらし、農薬による「沈黙の春」以上の影響を与えているということを「抗生物質の冬」と示したものだ。
農薬などは、食料を経て私たちの身体に、間接的な影響を与えている訳だが、体内微生物生態系は、私たちの身体の一部であり、その乱れは心身に対し直接的なダメージを与えることとなる。
かつて「核の冬」という事が言われた。
「核の冬」とは、「核戦争により地球上に大規模環境変動が起き、人為的に氷河期が発生する」という人類滅亡シナリオだ。
「抗生物質の冬」とは、体内微生物叢のかく乱による生命力の低下と耐性菌の出現により、抗生物質出現以前の大規模、世界的規模の伝染病(パンデミックス)の時代に逆戻りしてしまうという危険性を示したものである。
体内微生物のかく乱は、私が考えていた以上に重篤な状態となっている様だ。
ますます、心身を温かく保ち免疫力をアップし、医薬品、抗生物質に頼ることなく健康を保つ生活を送ることが重要になって来た。
耐性菌によるパンデミックスから自分、家族を守るためにも。
地球温暖化・生物多様性保全は、近未来の危機について語っているが、「抗生物質の冬」は、今、現実に進みつつある目に見えない危機といえる。
2016/12/31 FB
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