「ひまなか(中野裕司)」の感じ、考えたこと・・・・・・・・・。                                  ML・FBなどの投稿を掲載します。

TDMのみなさん。
 「ひまなか」こと中野です。

生物多様性、緑化植物について、時々お騒がせしております。
この度、中日新聞・東京新聞に、「道路・堤防守る緑化植物 外来種使用制限の動き」という
タイトルで、インタビュー記事が掲載されましたので、お知らせします。

 興味のおありの方は、お目をお通し下さい。
どちらも同じ記事です。

中日新聞
 http://www.chunichi.co.jp/article/living/life/CK2010070502000096.html
東京新聞
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2010070502000096.html

(リンクが切れておりますので、添付します。⇒H220705東京新聞堤防牧草記事)

 記事は、中日新聞の記者が書き、兄弟分の東京新聞も同時掲載したと言うものです。

 わざわざ、名古屋から主材おいでいただき、午後半日をかけて取材してゆきました。
現在、名古屋ではCOP10、その前哨戦としてのウルビオが開催されるなど、生物多
様性フィバーの状態にあるようです。
 そのような状態に疑問を持っての取材のようでした。

 現在の環境省のトップダウンによる、政治主導の多様性保全、外来生物法のおかしげな点
について話しました。
 記者氏は、様々な問題点があることを理解され、なるほどそうだと思うということでした。
 しかし、
 これをそのまま記事にすると、世間の常識と異なることとなるため、ディスクにはねら
れ記事にならないということでした。

その結果が、このような形の記事となりました。
これまでのマスコミの論調は、外来生物は悪、緑化植物である外来緑化植物を使うなどと
言うことは許せない、というディープな自然保護論者の意見をそのまま掲載しておりまし
たが、今回は、外来緑化植物を使いこなす、人里近くでは管理が必要であるという利用サ
イドの意見を掲載してくれました。

COP10の会場となる名古屋から、このようなのろしが上がったことはうれしいかぎりです。
守るべきところは守る、外来牧草を使用しても問題のない箇所は、きちっと使いこなすと
いうスタンスが必要と思います。

河川堤防については、金町小学校の花粉症の発生などを契機に外来牧草を使わないと
し、全国ノシバ張りに切り替えました。
 ノシバは草丈が低く、花粉も少ない、在来種ということが理由です。

しかし、地味の肥えた堤防の場合、刈り取り管理を怠ると草丈の高い外来牧草(洋芝)
にすぐに被覆されてしまいます。
 多額の経費をかけ、ノシバに切り替えたのに、何にもなりません。
ノシバを張り付ける経費を、管理費に回すことで洋芝による芝地が造成できます。
 適切に管理がなされるならば、穂を出すこともなく花粉症も発生しません。
しかし、花粉症が発生するとこのような方向ではなく、原因を根こそぎなくそうと
言う愚挙に出てしまいます。

 市民への説明責任を回避し、原因をなくしたから問題ないでしょうというスタンスです。
 全面ノシバ張り付けに変更した、その付けを払わされるのは、市民(税金)です。
残念ながら、このような当たり前の主張が入れられず、環境省・マスコミなどにより
情報操作が行われ外来植物悪者論が定着してしまいましたが、これを契機に外来生物
の存在をクールに見ることが出来る市民が増えるならば幸いです。

 適切な管理を行うために、税金をつかえという世論が形成されてゆくことを祈ります。

以上

TDMのみなさん
「ひまなか」こと、中野です。

土日をかけて、大洗・仙台・三陸筋の津波被災地を駆け足で見てきました。
自然環境復元協会の調査として実施しました。
現地の状況確認と、ボランティアの可能性についての下調べです。

被災状況は、聞きしに勝るものがありました。
また、海岸から数kmの津波被災地と、被災を免れた内陸部の対比は、まさに、天国と地獄でした。

ちょうど4/24日が49日、死者の冥福を祈りつつ、調査を行いました。
しかし、被災状況の強烈さに当たったのか、疲れなのか、本日は頭痛に見舞われ苦しみました。

大洗は、三陸に比較すると少なく、海岸林は無事でした。
避難・誘導も適切で、人災は発生しておりません。
後片付けが済み、港のみ震災被害の痕が残されておりました。
人工的に造ったビーチの砂浜は、押し流され浸食されて海岸線が大きく後退しておりました。

仙台、三陸筋の津波被災地の被害は甚大です。
また、海岸林の被害は甚大で、壊滅状態です。
仙台の貞山堀、大船渡の希望のマツなどを見てきました。

貞山堀は海岸が大幅に浸食され、マツが折れ、傷つき、悲惨な状態でした。
堀が海につながり、満潮時の海水が流れ込み、不気味に感じました。
希望のマツは時間切れで、根本まで言ってみることはできませんでしたが、幹の高い位置に傷が付いていることがわかります。
希望のマツを残し、海岸林のすべてが失われておりました。
立派な海岸林が、一瞬のうちに失われました。

若齢海岸林は、ヤナギに風と受け流してしまう様ですが、立派な海岸林は枝葉が高い位置にあり、ひょろ長い状態となっていますから、津波の力が加わったとき、支点が根本付近に発生し破断してしまった、というように感じました。
破断した流木が津波により流され、家屋などに突き当たり、被害を大きくしているようにも感じました。
山地災害の土石流が、近頃は土木流、立木混じりの高速泥流により、被害を激甚化していることと同じと感じました。
今回のような大きな津波による被害に対する海岸林は、あまり立派な木としない方が良いかもしれません。
景観的には立派な木が必要ですが、津波を受け流すには、若齢林が良いのかもしれません。
海岸林も、目的に沿った管理が必要なのかもしれません。

また、災害廃棄物の処理、すなわち、撤去・分別・廃棄・再利用が最重要課題であることも、改めて感じました。
三陸筋の場合、空地が少ないため、災害廃棄物が海岸林の部分に堆積されている場合があるようです。

廃棄物を土壌資源化し、土堤を造り、その上に海岸林を再生させる事により、一石二鳥となるものと考えておりますが、現行の廃棄物処理に関する法律を弾力的に運用することが必要です。
法律・仕様・マニュアルに沿っての運用、平時の運用を崩さないと、迅速な対応が困難と考えます。

被災地は饐えた魚の臭いが立ちこめておりましたし、粉塵・アスベストなどによる肺炎も発生している模様です。
迅速な対応が望まれます。

大洗津波被害
https://picasaweb.google.com/lh/sredir?uname=113489745093463329374&target=ALBUM&id=5599478644422857153&authkey=Gv1sRgCIKEy87N0cvFXg&feat=email

仙台津波被害
https://picasaweb.google.com/lh/sredir?uname=113489745093463329374&target=ALBUM&id=5599480384798375361&authkey=Gv1sRgCLrr_MSujIPlvAE&feat=email

釜石-陸前高田津波被害
https://picasaweb.google.com/lh/sredir?uname=113489745093463329374&target=ALBUM&id=5599481354900666225&authkey=Gv1sRgCJPN3fGItYqVYQ&feat=email

以上